学校紹介

教育方針・歴史・沿革

HOMINIS DIGNITATI人間の尊厳のために

南山国際の教育方針・歴史・沿革についてご紹介します。

ようこそ、南山国際へ!

  南山国際高校・中学校は、日本で唯一、帰国生徒と外国人生徒のみを受け入れている学校です。中学1年生からの6か年教育が基本ですが、それぞれのご帰国の時期に応じて、年に4回の編入学考査も実施し、カトリック精神に基づいた国際的な教育を行っております。海外経験を積んできた生徒の能力をいかに伸ばすかが本校教育の神髄であり、特色でもあります。南山学園の建学の精神「人間の尊厳のために」を実現していくべく、今年度からの6年間で、「入学してよかった」「卒業したことを誇れる」学校を目指して教職員一同、向き合っていきます。本校の教育にご期待頂くとともに、今後とも、ご理解・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
南山国際高校・中学校校長
山田利彦

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南山国際高等学校・中学校の歴史

南山学園は、1978(昭和53)年4月、帰国子女の受け入れを決定し、南山中学校男子部・女子部にそれぞれ4名の受け入れ枠を設定した。翌年には、帰国子女の受け入れと教育をより円滑にするために、「帰国子女特別学級」を設置。1981(昭和56)年4月にはその「特別学級」を廃止し、南山中学校に男子部・女子部に並ぶ「国際部」を設立した。出発時の生徒数は21名であった。翌年、高等学校にも国際部が設置された。以降、国際部の生徒数は年々増え続け、1993(平成5)年4月1日に南山国際高等学校・中学校として豊田市に開校の運びとなった。
                            
生徒数の推移(各5/1の人数)
年度 中1 中2 中3 高1 高2 高3 合計
1981年度 16 2 3 21
1982年度 14 23 8 13 58
1983年度 7 20 28 14 18 87
1984年度 12 13 22 37 20 23 127
1997 48 67 68 107 110 132 532
1998 52 60 86 96 121 129 544
1999 50 66 79 106 102 143 546
2000 57 57 80 113 117 114 538
2001 56 67 68 95 121 128 535
2002 51 78 88 95 107 137 556
2003 68 72 86 112 108 128 574
2004 72 87 89 108 128 125 609
2005 80 84 104 107 130 155 660
2006 71 106 100 127 117 157 678
2007 78 87 125 107 144 144 685
2008 82 102 106 143 130 163 726
2009 79 95 123 117 149 151 714
2010 67 99 109 133 130 169 707
2011 84 81 114 122 138 147 686
2012 53 94 94 124 126 161 652
2013 42 60 105 101 138 145 591
2014 46 49 66 105 111 144 521
2015 48 54 57 70 111 114 454
2016 33 53 57 58 74 117 392
2017 35 39 55 58 61 81 329
2018 - 38 40 57 62 66 263
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南山国際高等学校・中学校の教育

人間の尊厳のために
南山学園はキリスト教の精神による教育を目的とし、「人間の尊厳のために」をモットーに掲げています。人間の尊厳とは、どんな人にも奪うことができない価値があるということで、基本的人権ということもこの考えに基づくものです。国連憲章の全文もこの考えで書かれています。ヨハネ23世教皇の「地上に平和を」という訴えは、多くの人々に感動を与えましたが、世界では今なお争いが続き、一つの社会の中でも不正が行われ、いがみ合いが絶えません。地上の平和を実現するには、一人一人が人間の尊厳のために一層の努力を傾けることが必要です。ことに南山国際高等・中学校の生徒は、ほぼ全員が、いろいろな国の生活を体験しています。皆の間に違いがあるからこそ、友情と努力は一層大切なのです。
学校について
学校も一つの社会です。勉強はもちろん学校生活の中心ですが、生徒自治会もあれば、部活動もあります。いちばん大切なのは、一人一人が充実した学校生活を送り、それから出来るだけ多くのものを獲得することです。世の中に学校という制度が生まれたのは、それが上の目的に有効だからです。生徒は、学校という社会で、将来の社会生活に必要なことを身につけることが期待されています。
良い学校は、先生だけでなく生徒が積極的な役割を果たすことが必要です。社会にはルールがあります。交通規則を考えればわかるように、ルールが無ければ社会は成り立ちません。ルールを作ることとそれを守ることとは良い学校という社会を作る条件です。それには皆の自主的な、そして積極的な協力が必要なことは言うまでもありません。
社会と学校のルールについて
ルールといっても、考えれば常識でわかることです。社会のルールである法律を守るのは当然です。他の人に迷惑をかけてよいはずがありません。皆の協力がなければ、先生がどれほど努力しても良い授業にはならないでしょう。授業中私語をしたり、理由もなく席を離れたりするというのはとんでもないことです。また、建物や施設も良い学校の一つの条件です。それらは、単に、今いる生徒たちだけのものではなく、これから10年、20年と続く後輩たちのものです。生徒が建物や施設を大事にしないような学校は良い学校とは言えないでしょう。更に、どうしたら良い学校にすることが出来るか、具体的にそして真剣に考えてください。
国際高等・中学校は、他の学校に比べると非常にリベラルな学校です。しかしこのことは、決して生徒の責任を小さくするものではありません。自分で考え、判断し、自分の行為に責任を持つことが求められているのです。そのようなことが実現されてはじめて良い学校となり、「人間の尊厳のために」というモットーにふさわしい学校になるでしょう。 国際高等・中学校は、いうまでもなく、帰国子女と外国人子女だけの学校です。このような学校だからこそ、あらゆる偏見を乗り越え、共通の目的を持って、お互いに協力し、ともに努力することが一層求められています。それを実現することは、南山国際高等・中学校の教育の目標でもあります。
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祈り

主の祈り
天におられるわたしたちの父よ、み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
み心が天に行われるとおり地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。
わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。
父と子と聖霊のみ名によって   アーメン
The Lord's Prayer
Our Father, Who art in Heaven,
Hallowed be thy name, Thy Kingdom come,
Thy will be done, on earth, as it is in heaven.
Give us this day our daily bread.
Forgive us our trespasses,
As we forgive those, who trespass against us.
And lead us not into temptation, but deliver us from evil.

In the name of the Father, and of the Son, and of the Holy Spirit.   Amen
聖母マリアへの祈り
恵みあふれる聖マリア、
主はあなたとともにおられます。
主はあなたを選び、祝福し、
あなたの子イエスも祝福されました。
神の母聖マリア、罪深いわたしたちのために、
今も、死を迎える時も祈ってください。      アーメン
平和の祈り
神よ、私たちをあなたの平和の道具にしてください。
憎しみのあるところに、愛をもたらすことができますように。
いさかいのあるところに、赦(ゆる)しを、
分裂のあるところに、一致を、
迷いのあるところに、信仰を、
誤りのあるところに、真理を、
絶望のあるところに、希望を、
悲しみのあるところに、喜びを、
闇のあるところに、光をもたらすことができますように、助けて導いてください。
神よ、私たちに、慰められることよりも、慰めることを、
理解されることよりも、理解することを、
愛されることよりも、愛することを望ませてください。
自分を捨てて初めて自分を見いだし、
赦(ゆる)してこそ赦され、
死ぬことによってのみ、永遠の命に復活することを悟らせてください。
父と子と聖霊のみ名によって、アーメン
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